山陽オートの「第8回泉屋カップ」は9日、準決勝戦が行われた。11Rでは田中哲(43=伊勢崎)が2着に入り、優出を決めた。

 必死に逃げる押田幸夫を逆転できなかったが気配は悪くない。「タイヤかな。手前のかかりが悪かった。乗りやすいけど、もう少しかかってくれれば行けたと思う。晴れなら初日、2日目使ったものに替える」と、優勝戦はグリップするタイヤに交換して臨む。

 今節は初日に2回走りもあったが2、1、2、1、2着と5走オール2連対と安定した走りを見せる。「前節地元(伊勢崎)の最終日に良くなって1着を取ってからエンジンの状態はいい。晴れならこのまま。跳ねるっていう人がいるけど自分は跳ねもない。エンジンがいいからスタートも切れている。今節はゆっくりできている。申し訳ないくらい」と愛機を信頼している。

 当地は2022年9月、ミッドナイトで優勝がある。今度はデイ開催の優勝を狙う。