飯塚オートのGⅡ「オーバルチャンピオンカップ」が18日に開幕し、良走路で予選が争われた。初日オープニングの1Rを制して幸先いい白星発進に成功したのが、地元35期の新鋭・中村颯斗(26=飯塚)だ。
0線3車並び大外からのスタートとなったが、内2車より先んじて1コーナーの主導権を握ると、マイペースの逃げに持ち込んで1着ゴールを決めた。「タイヤが良かったし、エンジンもピストンを交換していい方に出た」と整備も吉と出て、グッと気配は上昇していた。
最後の予選となる19日の2日目は雨の予報。「雨は外のコースが利かなくなって厳しいですね…」。近況の湿走路を思えばトーンは下がるが、準々決勝戦入りを果たすためには大敗はできない。初日快勝の余勢を駆って湿走路も渾身の走りで予選突破を目指す。