川口オートのSG「第37回全日本選抜オートレース」は22日、予選の3日目を行った。

 湿走路の7Rで森且行(50=川口)は3着に入り、4日目の最終予選につなげた。この日はスタートも決まり序盤で2番手に上がったが、「ヒザ当てからヒザが2周目くらいで外れ、乗りづらくて仕方がなかった」と悔しそう。

 ただ、原因は分かっている。「エンジンではない。腰周りを扱ったけどそれが良くなかった。そこだけ」。操作性向上を目指したが、調整は裏目に出た。再度、修正して臨む。

 試走タイムは1着の荒尾聡と同じ3・55秒。「どうせなら、もっと行きたいよね」なら、乗り味次第では時計は出そうだ。

 5日目の準決勝戦へは1着を取っても結果待ちとなりそう。3日目はできれば2着はキープしたかったが「7着、5着ときてたから、何となく3着くらいになるかなとは思ってた」と苦笑い。だが気持ちは切れてない。「スタートはいい感じに戻った。トップスタートを決めないと何もないので、もう少しクラッチを扱う。1着を取れるよう頑張る」と気合を入れた。