川口オートの「スーパースターフェスタ2025 ~SG第40回スーパースター王座決定戦~ ~スーパースターシリーズ戦 平尾昌晃杯~」は31日、最終日を開催した。
11RでSSシリーズ優勝戦が行われ、平田雅崇(44=川口)が制し、5連勝のパーフェクトVを飾った。
「スタートは集中して切れた。いい位置が取れた」と1コーナーは好位を奪取。道中では小林瑞季と長田稚也が激しい先頭争いを展開する形となったが「どこかでチャンスが向くかなと思っていた」と若手の後ろで虎視眈々と勝機をうかがう。そして長田を抜き去ると、7周3コーナーで流れた小林を冷静に差して、勝負を決めた。
これで前走川口から8連勝とし、2連続完全V達成に「なかなかあるチャンスじゃないのでモノにしたいと思っていた。選手生活の中で一番いい状態。1着を取るつもりで頑張った1年。結果は出ていると思う」と、2025年を最高の形で締めくくった。
となれば2026年はそれ以上の活躍に期待がかかる。「SG優勝、と言いたいがそこまで言えるほどじゃない。まずはSGの優勝戦に乗れるように頑張りたい。エンジンはいい。道はできたと思う」。SG戦線で結果を出し、年末のSSトライアル戦に照準を合わせる。