川口オートの1日2開催「川口ダブルヘッダー」は7日、準決勝戦が行われた。森且行(51=川口)はデイの準決11Rで2着に入り、今年8月以来の優出を決めた。
1回目のSで三浦康平がFに散ったが「2回ともSは切れたよ」と再発走でも上々の飛び出しを見せ、2着争いまで浮上。前にいた影山伸を6周1角で捉えると、平田雅崇の突っ込みも防いで、平川博康はとらえきれずもファイナルに進出。ロッカーでは思わず「良かった~」と安堵の表情を浮かべた。
愛機は先行車をさばくパワーこそあったものの「もうちょっと欲しい。まだ超抜ではない」と苦い表情。「突っ込んでから止まらなくて乗りづらい。前のタイヤが逃げる。カムを替えて勝負する。タイヤも替えるか掘るか考える」と完調を目指す。
ファン待望の復帰後初Vへあと一つ。「何とかいい着を取りたい」と冷静に闘志を燃やしている。