山陽オートの「山陽アマチュアオートレース杯」が11日、開幕する。初日は7Rに登場する長田稚也(24=飯塚)は前節の悔しさを進化の材料にすることを決意しての参戦だ。

 前節の伊勢崎GI「ムーンライトチャンピオンカップ」優勝戦はスタートで先手を奪い好展開をつくったが、佐藤励に抜かれ2着に終わった。「もう少し先があれば良かったけど、あれで優勝できなかったので人間的に成長しないと。もっと乗り手も整備力も上げたい」と反省の弁。

 ただエンジンは「中原(誠)さんのアドバイスでヘッド周りの修正をしたら良くなった」と先輩の助言で修正に成功し、いい状態にある。「ここからプレミアムカップ含め3節連続山陽なので、全部取るつもりで」と鼻息は荒い。2回目のGI優勝を逃した悔しさを糧に、しっかり仕上げ雪辱を果たすつもりだ。