飯塚オートのナイターGI「第68回ダイヤモンドレース」は26日、12Rで優勝戦が行われ、青山周平(40=伊勢崎)が大会4Vを決め、自身の持つGI最多優勝記録を31に伸ばした。2着は荒尾聡、3着・篠原睦だった。

 0メートルオープン、良走路で争われた頂上決戦。センター5番車から好ダッシュを決めた青山が1コーナーの主導権を握り押し切り体勢に持ち込む。2、3番手に付けた篠原睦と荒尾聡の地元両雄が競り合う形となったため、青山が絶好の逃げ展開に持ち込んで悠々とトップチェッカーを受けた。

 1年ぶりの飯塚参戦も、消音マフラーも全く問題なかった。準決勝戦こそ2着で連勝はストップしたが、終わってみれば5戦4勝2着1本のオール2連対での優勝。「リング交換してヘッド周りを点検していった」という機力も「一番良かった」と納得の仕上がり。前節地元のSGグランプリでは笑顔で見ることができなかった勝利の花火を気持ちよさそうにあおいだ。

 次走、地元のナイター「ムーンライトチャンピオンカップ」(伊勢崎・9月3日~)ではGI連続VとGI最多優勝記録の更新に挑む。