飯塚オートのナイターGI「第68回ダイヤモンドレース」は25日の4日目、9R以降で準決勝戦が行われ、地元エースの荒尾聡(44=飯塚)は準決勝戦10Rを制し、順当にベスト8に名を連ねた。
2度のフライングによるスタートのやり直しにも全く動じることはなかった。コンマ05の好タイミングで飛び出すと1コーナーの主導権を握り押し切り態勢を築く。終盤は中村雅人の猛追があったが首位を守り切った。
「とにかく乗りづらい。跳ねるし、滑るし、伸びないし。セットをしたけどダメで、前のヘッドにしたけどイマイチ。ヘッドを戻して調整するか、新品ヘッドにするかは考える。タイヤもイマイチなので交換。地元なのでしっかりと仕事をする」
やるべきことは多いが、決戦ギリギリまで愛車に向き合い地元エースが大会4Vを手繰り寄せる。