山陽オートGⅠ「第6回令和グランドチャンピオンカップ」は11日、準々決勝戦をメインに3日目を開催した。

 森且行(51=川口)が出走した7R準々決勝戦Bは、2人権利の狭き門。スタートでインの丸山智史に先行を許して最後方からの追いとなったが、道中で丸山との同ハン対決を制し、3着入線ながら(着順+タイム点で)勝ち上がりに成功した。

「手前がないな。滑りになっている。力がないからリングは替える。タイヤも交換」

 レース後のコメントは全て良くないものだったが、そんな中でも準決入りを決めた勝負強さはキラリと光った。セミファイナルでその勝負強さを生かすには、さらなるマシンの立て直しが必要になる。