山陽オートの九州スポーツ杯GI「第59回スピード王決定戦」は4日目の23日、9R以降で準決勝戦(湿走路)が行われた。

 岡部聡(59=山陽)は、10メートルオープンで争われた11Rで、3番車から2番手スタートを放つと、1、2コーナーで鮮やかなツケマイ。一気に首位に立ち、周回ごとに後続との差を広げる独走に持ち込んで、快勝を収めた。

「スタートは良かった。エンジンも朝練習から良かったし、途中練習で当てたタイヤも良かった。コースを外すことなく、最後まで同じペースで走れた」と満点の勝利だ。

 スピード王決定戦は過去8回優勝のダントツ実績を誇る好相性の大会。「せっかく(優勝戦に)乗れたので、上積み目指して何かやりたいね」と目を輝かせた。