伊勢崎オートGⅡ「レジェンドカップ」は5日、2日目を開催した。森且行(50=川口)は二次予選で6着。準決勝戦進出へ、早くも正念場を迎えている。

 二次予選は6着で準々決勝戦は2着条件のB回りに。「2人乗りか。厳しいな…」。確かに5着以内なら準決当確のAに比べれば門は狭い。だが、そう話しつつもそこまで悲壮感が漂わないのは、マシンの状態が悪くないからだ。

「フロントが低くて試走からドドドが来たから無理できなかった。中に行けないから外で様子を見るしかなかったんだよ」

 タイヤに極度の負担をかけず外、外を回しながらも足色は周りと遜色なく、むしろ差を詰める勢いさえあった。「タイヤを前後替えれば試走はもっと出るはず。進む感じはあるし悪くないよ。あとは展開。ここまで来るとスタートだな。しっかり練習します」。

 エンジンも今節は大きくは手を入れずセッティングの範囲内で収まっている。「立ち上がりで車が戻ってこない感じがある。これも変えたセッティングを戻せば何とかなるかな」。今度こそ、今度こそ巻き返しだ。