山陽オートのGⅡ「第3回オートレースメモリアル」は14日、2日目の開催が行われた。

 地区対抗予選7R、2周回で先頭に立つ速攻戦で快勝した丹村司(42=飯塚)。初日も素早い攻めで1着を奪取しており、連勝と好調だ。この日の上がりタイムは3・404秒。最重ハンデ選手に引けを取らない好時計で「早過ぎる」と驚く選手もいた。

「エンジンはキャブ調整して一番良さそうな状態でいった。タイヤは初日のまま。変わらずいい。全体的に乗りやすい。滑る感じもなく、グリップを開けやすい」と好手応えだ。

 何より足周りの不安がないのは好材料。「最近、跳ねがないのがいい。地元のミッドやナイターは消音マフラーで、重さがあるから跳ねにくい。でも通常マフラーになっても跳ねがない。それがいい」と話す。

「エンジンも地元ではもともと良かった」と前節の飯塚ミッドナイトでは優出(4着)と結果を出している。当地でも好走し「エンジンは合格」と文句なしだ。

 3日目は雨予報も出ている。「雨なら外を走れるように、タイヤを準備して調整する」と万全を期す構え。近況は雨でも連に絡むなど苦にしていない。勢いに乗って3連勝なるか。