山陽オートの特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」は22日、準決勝戦が行われた。9Rで2着に入り優出を決めた新井日和(21=伊勢崎)。これがグレード戦初優出となった。
「うれしい、うれしい」と連発、喜びを爆発させた。「自分が一番びっくりしています。スタートは焦って、出てから少し浮いたけど、2番手で出られたのが大きかった」と好ポジションをキープできたのが大きかった。追走し3着に終わった高橋貢がレース後、新井に「追いつけなかった」と話すほどスピードが光った。
優勝戦に向けて「感じは悪くなかった。跳ねもなかった。ただ(準決勝戦は)少し足りない気がする。グリップで行っている感じなので、エンジンで行けるようになれば。リングを替えてみる」とパワーアップを狙う。
今節、最終12Rは初めて走るが「ナイターとか慣れているので。12Rは歓迎」と不安はない。8周戦は4月の飯塚SGオールスター準決勝戦以来2度目で、その時は8着だった。
「前回はすごく離されたので、食らいつけるように頑張る。思い切って行くだけ」
同じ悔しさを味わうことのないよう、好走するつもりだ。