飯塚オートのナイターGI「第67回ダイヤモンドレース」は26日の4日目、準決勝戦が行われ、10Rで有吉辰也(48=飯塚)は3着だったが、1着の伊藤信夫がFで失権のため繰り上がり優出を決めた。
レース後、有吉のロッカーに来た選手から「持ってるなー」、「ラッキーやな」と声をかけられ笑みがこぼれた。
「スタートは1回目の切れたけど、2回目は(中村)雅人と同体もその後は伸びた。でも1、2コーナーでうまくいくところがなかった」と展開を悪くした。「もう少し試走タイムが出てほしい。流れ込みは雅人にひっつくけど、手前の力強さがなかなか出ない。そこだけ。ヘッドとリングを替えて調整する」と課題解消へ整備に着手する。
タイヤは「最近の中で一番いい」と足周りに不安はない。昨年は優勝戦2着と悔しい思いをした。今回も同じ舞台には前回覇者・長田稚也がいる。「稚也もスタートを覚えてきたな」と警戒しつつも「頑張りますよ」と笑顔で意気込む。
3着ながら優出というツキも生かしてリベンジを果たし、2012年以来5回目の大会Vを目指す。