川口オートのナイターGI「第48回キューポラ杯」は13日、準々決勝戦が行われ、12Rに出走した森且行(50=川口)は4着。4日目(14日)の準決勝戦に進むことはできたが、課題も残った。
「手前を出そうと思いリングを交換してキャブ調整もした。でも手前は出なかった」と渋い表情。スタートに関しては8R発売中の練習にも参加して臨んだが、本番は飛び出しこそ良かったものの鈴木宏和、高橋貢に先に行かれてしまう。「貢さんを突っ張りたかったけど…」。直前の特訓が実らなかった。
「エンジンは根本的に良くないのかも。(鈴木)圭一郎とは直線が違った。下周りの整備も考える」。懸案事項を解消すべくテコ入れも視野に入れる。
今年は3月の当地開設72周年記念グランプリレース(3着)と山陽プレミアムカップ(5着)、4月の山陽令和グランドチャンピオンカップ(3着)とGⅠは3回、準決に進んでいるが惜しくも敗退。〝4度目の挑戦〟でファイナル進出なるか、カギは機力アップにかかっている。