オートレース第39期選手候補生の入所式が15日、茨城県下妻市の筑波サーキット内にあるオートレース選手養成所で行われた。

 公益財団法人JKA・木戸寛会長は「合格おめでとうございます。しっかりと訓練を積んでいただいて、卒業後はお客様に期待される魅力あふれる選手となれるように頑張ってください」と選手候補生に向け訓示した。

 一般社団法人・全日本オートレース選手会の角南一如副会長は祝辞を述べ「教官の指導、また指導に訪れる先輩選手のアドバイスを聞き、学んでいただきたいと思います。みなさんと一緒にレースができることを楽しみにしています」とエールを送った。

 選手候補生を代表し小林右京(こばやし・うきょう=25、福岡県出身)が「ありがたい御訓示、並びに激励のお言葉を賜り、感謝に堪えません。教訓を肝に銘じ、諸規則を遵守し、礼節を重んじ感謝と決意を胸に刻み、立派な選手となることを誓います」と宣誓した。

 第39期選手候補生は20人(うち女子4人)。今月1日より9か月の養成訓練を開始しており、2026年1月デビューを予定している。