山陽オートの開場59周年記念GI「第5回令和グランドチャンピオンカップ」は11日、2日目を開催した。11Rでは鈴木圭一郎(29=浜松)が2周回で先頭に立つ速攻劇で快勝。自身3度目の10連勝を達成した。3度の10連勝達成は高橋貢、青山周平に次ぐ史上3人目の記録(昭和50年4月以降)。
「うれしい。何回やっても緊張する。10連勝はなかなかできるものじゃない。誰にも言われなければ緊張しないけど、周りが言ってくるので」。結果を出しホッとした様子だ。
「エンジンは軽い感じがする。もう少し重み、力強さが欲しい。調整は考える」。上がりタイムは3・343秒と連日一番時計の好内容でも、貪欲にパワーアップを狙う。
「あとは楽しむだけ」。プレッシャーから解放された準々決勝戦、一層の快速を発揮しそうだ。