山陽オートの特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」は23日の4日目、準決勝戦が行われた。11Rの1番車で出走した森且行(50=川口)は5着に終わり、2016年1月の飯塚開設59周年記念レース以来のGⅠ優出はならなかった。
「スタートで出てから空回りした」と1コーナーは先手を取れず、劣勢展開に。一時は6番手まで落ちたが「意地で(早川)清太郎を抜こうと思った」とゴール前差して5着に入った。「腰周りも合ってないけど、エンジンも調整したのにいっぱいになっていた。雨が上がった時の湿走路には合っていたけど、降っている準決に合ってなかった。もう少し合わせないと。次節のここのGⅠ(令和グランドチャンピオンカップ)につなげられるようにしたい」とレース後、調整に入った。
準決は悔しい結果になったが「腰周りやエンジンの調整といった課題はあるけど、メンバーがそろった大会で準決まで進めた」と手応えは出てきた。最終日は次節につなげる走りを見せる。