川口オートのGI「開設72周年記念グランプリレース」は7日、予選の2日目を行った。
良走路の8R、連勝を狙った森且行(50=川口)はさばき切れず3着に終わった。「初日のタイヤで行ったけど、立ち上がりの滑りがすごい出た。試走から滑った」とグリップ感がなく苦戦した。
初日からは調整だけ行い、上がりタイムは3・375秒と決して悪くない。だが「スピードは足りない」と不満顔。「シリンダー、ピストンを替える。雨でもやる」。車速アップへ整備に着手する。
予選は2走とも連に絡み「着が取れているからいいとは思う。(コースも)中に入って行けるようになった。何とか準決勝戦に行きたい。勝ちたいね」と新車で戦える確信が出て、言葉にも力が入る。3日目(8日)の準々決勝戦、勝って突破するつもりだ。