ナイター開催の伊勢崎オートGⅡ「稲妻賞」の4日目(14日)3Rで38期の新人・佐々木光輝(19=伊勢崎)が逃げ切り1着。この日からの補充で出場だが、GⅡ初参戦で初勝利を挙げた。
「すごくうれしい。ビックリした」と笑顔で心境を語った。「試走から心臓がバクバクして落ち着かなかった。初出走の時も緊張したけど、グレード戦なので、すごい緊張した」という。それでもレースでは好走。田中進の猛追も振り切った。「3日目に追加の出場を知っていたので、練習して万全の状態で行った。それを生かせた。後ろが来たと思ったけど、頑張って小さく走らないようにと気をつけた」と緊張も忘れ、冷静に立ち回った。
「自分の中では100点と思う。でも師匠(北渡瀬充)からしてみれば、まだまだだと思う。操作技術とかは全然だし、レース後に悔やむこともある」と浮かれず気を引き締める。
ただ愛機の状態は良く、今後も楽しみはある。「自信を持っていきたい。頑張ります」とGⅡ勝利を糧に好走を誓った。