山陽オートの九州スポーツ杯GI「第59回スピード王決定戦」は3日目の22日、5R以降で準々決勝戦が行われた。篠原睦(47=飯塚)はその8Rもきっちり勝ち切り、初日からオール2連対で準決勝戦に駒を進めた。
スタートこそ今、勢いある鈴木宏和に先行されたが、2周回に逆転するとパワー全開。確かなインさばきで番手を上げ、単騎ゼロHから大逃げを図った田辺誠を最終回でとらえた。
「跳ねがあってダメかなと思ったけど、エンジンがいいから。跳ね対策で先にタイヤをつくって、エンジンの調整を考えます」
確かなインさばきに定評ある飯塚の実力者が、準決勝戦は跳ね対策をしっかり施し、ベスト8入りを決める。