山陽オートの九州スポーツ杯GI「第59回スピード王決定戦」が20日に開幕した。2級車で参戦の福岡鷹(24=飯塚)は初日6Rで渾身のまくりを決めて1着ゴールを決めた。
2車並びのゼロHアウトのハンデ位置。スタートはやはりインの1級車・松生信二にはかなわず2番手となったが、何度も何度もまくり攻勢を仕掛け、インの松生との根比べに。迎えた4周1、2コーナーで完全に松生をまくって首位に立つと、残る周回は後続につけ入る隙を与えず快勝を収めた。
「バルブとリングを交換して、セッティングも結構変えました。力強さが出て乗りやすさ、直線が良くなったと思う」と機力アップにも成功。
強力GⅠメンバー相手でも一歩も引かず、思い切った全速戦で敢然と立ち向かう。