山陽オートの小林啓二杯GⅡ「第5回山陽王座チャレンジカップ」は24日、開幕する。
地元34期の松尾彩(35=山陽)は前節の飯塚開催は7、5、1、5着に終わったが気配は悪くない。
「前々節の(飯塚)ミッドナイトより前節の飯塚の通常マフラーの方が乗りやすかったしいい。元々、通常マフラーの方が乗りやすいイメージもあるし、スタートも消音マフラーより切りやすい。前節の晴れの感じは良かったのでエンジンは悲観することはないと思う」。今節も通常マフラーでのレースとあってエンジン状態含め不安はない。
さらに前検ではハンドル周りなどを修正していた。「ハンドルや腰周りを扱っているのは、もう少し安定してさばけるように、自在性のある動きができるようにしたいので」と話す。さばきは課題でもあり、その対策として手を動かし操作性アップを狙う。
この大会は前回(6着)、前々回(4着)とファイナルに進んでいる。「最高ハンデの位置で走らせてもらったりもしたので、3年連続で優出できるように頑張りたい」。前線を華麗にさばく動きができれば目標達成もグッと現実味を帯びる。初日5Rの好走に期待だ。