川口オートのナイターGI「第48回キューポラ杯」は13日、準々決勝戦が行われ、青山周平(39=伊勢崎)は8Rで1着。修正して準決勝戦進出を決めた。

 この日は試走の前から雨が降り始めた。2日目の湿走路は6着に終わっており「雨は自分の問題。ここ(川口)の雨は乗れない。2月のSGの時もそうだった。だから何で自分の走る時に雨が降ってくるんだと思った」と〝嘆き〟もあった。

 それでも大外からスタートを決め、1コーナーは4番手に。2周回で2番手に上がる速攻から4周回に先頭を奪い、振り切った。「走路的には問題なかった。良(走路)みたいだった。結果が出ているし悪くないけど、もう少し乗りやすさが欲しい。全体的に少し乗りづらいので」。マシンのパワーはいいが不満は残る。

 この大会は2019年にVと実績もあるが、課題はある。「消音マフラーは乗りづらい。優勝しても乗りづらいことがある。自分が合わせ切れてない」と分析しつつ「またセッティングを」と、不安解消に向け手を動かす。

 準決勝戦は乗り味が良くなればさらにスピードは上がりそう。試走から注目だ。