川口オートのナイターGI「第48回キューポラ杯」が11日、幕を開けた。
森且行(50=川口)は初日7R、エンジンのセッティング、タイヤともに準Vだった前節優勝戦の状態で臨んだが7着に終わった。
ロッカーに戻り、ひと息ついて「ダメ。跳ねはないけど手前がないし全く進まない。異常なくらい力がない」とエンジンにパワーを感じられず、追い上げることができなかった。試走は3・31秒と1着だった高橋貢の3・29秒に続く2番目の好時計だったが「止まらないし内線につけられなかった。それではレースができない」と感触は良くなかった。
「前節との気象条件の違い?そんなことはないと思う。Sも出ていかないし、(今節替わった)マフラーのせいかも。何かしないと」と早速、取り付けの修正に着手した。ただ4月の山陽・GⅠ令和グランドチャンピオンカップは初日6着、6月の伊勢崎・GⅡ稲妻賞は初日8着から立て直し準決に進んだ。窮地から巻き返すのが森の真骨頂。2日目に期待だ。