浜松オートのGⅡ「第2回浜松記念曳馬野賞」は21日の3日目、準々決勝戦を行った。

 森且行(50=川口)は8Rで4着。前に迫る猛追だったが準決勝戦へ進めず「(最終周の)バックまではチャンスはあったけど…。滑りがひどかった。評判のいいタイヤで悪くなかったけど低かった」と唇をかんだ。

 5月の地元川口戦から前節まで5節連続で準決勝戦に進み、うち3優出と好走していたが「準決行きはストップか」と無念そう。「2日目がね。あれがなければ…」とスタート後の接触で展開不利になったレースが〝痛手〟となった。

 ただ前々節の伊勢崎GⅡ稲妻賞で新品シリンダーを投入してから「エンジンは良くなっている」とキッパリ。スタートも「切れてきた」と手応えもある。流れが悪かった今節、奮起の連勝締めで憂さ晴らしといきたい。