川口オートのナイターGⅡ「川口記念」は23日、2日目を開催した。二次予選Cの3Rでは伊藤信夫(51=浜松)が快走を見せた。
スタートで10メートル前の谷島俊行、中山透を抜く鋭い飛び出しを見せ、3周回で先頭を奪い後続を突き放した。
「初日は全然ダメだったのでリングを交換してセッティングも変えた。試走は回転が上がってこない感じだったけど、レースの感じは悪くなく、走路温度がある(34度)のに上がりタイムも3・410と出ているし良かった」
前日は7着に終わり、この日は負けられないレースだった。立て直し成功でホッとした表情を見せる。「最近、調子が良くなく初日もいいタイヤをはいてレースしたのに結果が出なかった。でも良かったので、これを信じていきたい」
3日目の準々決勝戦Bも勝ち上がりは2人だけの厳しい戦い。ただ気配は上昇、SG5V、GⅠ7Vの実力を見せつけ、準決勝戦進出につなげる。