山陽オートの特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」が20日に開幕した。初日は1Rから雨が降ったりやんだりの微妙な走路状況で雨タイヤでいくか、晴れタイヤでいくか、この選択が明暗を分けるケースが多かった。その中で斑走路の9Rを上がり3秒357で圧勝した黒川京介(25=川口)の仕上がりが光った。

 これぞカマシ一撃――。大外枠からスタートで鋭く飛び出すと後は独走し、後続をブッチぎった。

「スタートはバッチリでしたね。(消音より)通常マフラーの方が切れる。上がりタイムは自分でもビックリです」と会心のレース内容に加え、時計の裏付けもあり、改めて完勝を印象付けた。

 山陽新走路は2月のGⅡ若獅子杯で青山周平と鈴木圭一郎の2強を破って優勝したばかり。山陽は2019年に初のGⅠタイトル(スピード王決定戦)を獲得した好相性舞台で、現状の仕上がりなら今節も2強に負けず劣らず堂々のV候補といっていいだろう。