川口オートのSG「第37回全日本選抜オートレース」は4日目の23日に最後の予選が争われ、準決勝戦メンバー32人が出揃った。予選トップ通過を決めたのは地元の頼れる支部長・若井友和(50=川口)だ。

 最終予選の4日目7Rは、スタートこそ4番手で展開はつくれなかったが、2周3コーナーで逃げる木村武之をまくって首位に立ち、早々と勝負を決めた。

「外のコースが乗りやすい。みんなより滑っていないと思う。エンジンは乗りやすいのが一番」。今大会は雨で外のコースを使うなど、新しいレーススタイルを披露。それが成績にもつながり口調も実に滑らか。

 準決勝戦は晴れの天気予報だが、「初日(晴れ)も自分なりには悪くなかった。晴れで手前があるかどうか。そこだけ心配だけど、微調整で。悩みなく準決勝に臨めるし、地元で消音にも慣れているので、ここまではアドバンテージを生かせている」と気配上々。

 準決勝戦11Rは愛車モエルトウコンに一段と闘魂が注入されるはずだ。