山陽オートの「山陽アマチュアオートレース杯」は12日、準々決勝戦が行われた。
鈴木宏和(38=浜松)は9R、40線3車並びの大外からカマシを決め4番手発進。3周回に先頭に立つ早い攻めで1着を奪取した。
初日は「最近にないくらい跳ねた」と苦しみ6着不発。「ここは跳ねやすいので、アドバイスをもらって初日のレース前にフォーク周りの部品を替えたのが良くなかった。元に戻していったら足周りはだいぶ良くなって許容範囲。これでエンジンの調整に取りかかれる」と、ここからはエンジン本体に手を入れていく。
「エンジンは突っ込みでいっぱいになって思い切り突っ込めなかった。最後の方は後ろの音も聞こえてきた。セッティングで回転の上がり方をちょうどいい感じに変えたい。そこだけ」。
足周りの目途も立ち、エンジンも納得に仕上がりまでもう少し。次節は当地で特別GIプレミアムカップが控える。その大舞台につなげるためにも、準決勝戦は結果が欲しい。