伊勢崎オートのGI「第32回ムーンライトチャンピオンカップ」は6日、準決勝戦が行われ、鈴木圭一郎(30=浜松)は辛くも2着で優勝戦進出を決めた。
優出はしたが気配はいまひとつ。2着がやっとの現状に「ロッドを替えて少し良くなったが、道中はいっぱい。今の状態では(勝負にならず)優勝戦に何しに行くのか分からない。クランク、リングを交換して全体的に底上げをしたい」と再整備を施し優勝戦に臨む。
今年は優勝4回と数字はやや物足りないが、そのすべてがグレード戦とここ一番では決定力を発揮。8月当地SG(オートレースグランプリ)制覇で悲願のグランドスラムを達成し、涙にくれたシーンも記憶に新しい。「ここ最近、節間未勝利は1回もない。明日(最終日)は優勝しかない。手を動かすします」。マシンさえ仕上がれば2回目の大会Vも十分狙える。