ナイター開催の伊勢崎オートGⅡ「稲妻賞」が13日、準々決勝戦が行われた。

 金子大輔(45=浜松)は8R、スタートは切れたが、1コーナーの展開悪く8番手になったが、着実に前をさばき、6周回で先頭の吉田恵輔を抜きゴール、今節初勝利を挙げ準決勝戦に駒を進めた。

「とりあえずレースになって良かった。だいぶエンジンは扱った。クランクに重りを入れたり、セッティングもやった。電気位置の調整も2日目から8回もやったけど、やって良かった。これでダメなら仕方ないと思ったけど、別物になった」と結果が出てホッとした表情を見せた。

 前節まで4節連続優出と成績は悪くなかった。だが「クランクの状態が徐々に良くない感じになって、優勝戦に乗れてもいい状態で走れてなかった」今回、新品のクランクを投入した。ただ初日の湿走路は5着、ヘッド交換した2日目は4着と不発。「(クランクが)ハズレと思い、次どうしようか考えたくらい」と覚悟したが、必死の調整が実った。

「準決の乗れてすごいうれしい。もう1回、猶予ができた。レースで少し滑ったのは、まだ合ってないので、そこは改善したい」。さらなる修正を施し、優出を狙う。