山陽オートの九州スポーツ杯GI「第59回スピード王決定戦」は4日目の23日に9R以降で準決勝戦が行われた。
浜野淳(49=山陽)は湿走路の準決勝戦12Rで1着ゴールを決め、地元勢4人目のファイナリストとなった。
0、10Hの短ハンデ戦。好スタートから10Hの先手を取ると、1周3、4コーナーで前を行く山崎進をかわし、2周目からは早くも逃げ態勢を築く。後ろからは佐藤貴也、青山周平が迫り、ワンミスも犯せない状況だったが、盤石のコース取りで逆転を許さなかった。
「エンジンは雨でも良かったし、納得いくところまできた。音もいいと思うので、とりあえず何もしない。スタートは手が離れないから伸び負ける。0メートルオープンじゃなくて、10メートルオープンじゃないと厳しい。とにかくスタートやね」。
機の仕上がりは納得の域。ハンデ構成も理想通り。2025年前期適用ランク山陽最上位に返り咲く実力者が、渾身のスタートを決めて大会2Vを目指す。