川口オートのナイターGI「第48回キューポラ杯」が12日、二次予選の2日目が行われた。

 湿走路の準々決勝戦B8R、森且行(50=川口)は2着に入った。スタートで岩見貴史に先行されたが、猛追して最終周へ。先頭を走る岩見の内に進路を取り、ゴール前逆転を狙ったが、わずかに及ばなかった。

「Sで先に行かれた。ゴール前は少しだけ(自分の存在を)見せようと思い内に行ったけど、差さらなかった。でも、冷静に乗っていたな」

 僅差だったが、納得した走りはできた様子だ。初日の7着で2日目は「1~4R(二次予選C)と思っていた。でも朝、起きたら8R。ビックリ」と勝ち上がり条件が厳しいレースを覚悟していたが〝拍子抜け〟。

 さらにこの日の2着で3日目は、6人が準決勝戦へ進出する準々決勝戦Aとなった。「エンジンは先があるから中にも行けたけど、手前が欲しいからリング交換する」と整備で機力アップを狙う。

「気持ちはつながっている」

 3日目こそ1着を手にし、準決進出を決める。