今回の「渚のオートにまつわるエトセトラ」は5日に発表された2026年度後期適用ランクと11日から伊勢崎オートレース場で開催されるSG「第30回オートレースグランプリ」の注目選手についてお話しいたします。

 5日に2026年度後期適用ランクが発表されました。S級上位の常連選手に加えて、この半年の躍進で2級車新人時代から注目を集めた37期選手3選手が、揃ってS級に名を連ねました。

 まず1人目は、伊勢崎所属37期のモンスター浅倉樹良選手。デビュー当初から13連勝達成や史上最速での優勝記録を更新するなど、持ち前のスピードと抜群のセンスを生かし、かなり注目を集めていました。そんな浅倉選手は今年に入り優出7回優勝3回と、デビューから止まらない躍進を見せつけ、A25からS28と初のS級入りです

 2人目は幼少期からモトクロスで腕を磨き、その後SUZUKIのテストドライバーを経てオートレース選手になったバイク一筋、浜松所属の森下輝選手。2級車時代から得意のスタート力を生かし、37期一の安定感を持つ実力派。そんな森下選手も、今年1月の1級車乗り換わりから優出9回優勝3回と、優勝戦常連選手となり、前期A48からS21と大きくランクアップとなりました。

 そして3人目は今回最もランクアップとなった飯塚オート所属の福岡鷹選手。バイク未経験ながらデビューから驚きの成長を見せ、今年の1級車乗り換わりから3連対率は驚異の70%超えと快進撃が止まりません。前期ランクA125からS26までランクアップと今、最も勢いのある若手選手です。

 もちろん今回のSGオートレースグランプリに3人揃って出場します。同期で激しく切磋琢磨しながらレベルアップして今回のSGに参戦する37期の3選手が、アツい真夏の戦いでどこまで存在感を見せていけるか。目が離せない見どころの一つになるでしょう。

 ということで、伊勢崎オートレース場で始まるSG第30回オートレースグランプリの注目選手は37期の3選手、浅倉樹良選手、福岡鷹選手と森下輝選手です。8月の暑い時期のレース。スタート一閃で逃げ切る展開をつくれる若手選手が、今大会を大いに盛り上げてくれると期待します。

 優勝候補には2人を挙げたいですね。飯塚のランキング1位に返り咲いた荒尾聡選手と、前年覇者の浜松の鈴木圭一郎選手。8月のレースで天候も不安定な一面も考慮すると、良湿ともに好調な2選手にぜひご注目ください。