気になる若手オートレーサーをロッカーで直撃する「渚のオートにまつわるエトセトラ~ロッカー便り~」――。今回はバイク未経験ながら養成所での優秀賞を受賞した川口オート所属39期の落合春翔選手(22)にインタビューしました。オートレーサーを目指したキッカケや高身長選手としての苦悩、同期の選手との思い出のエピソードなどを語ってくださいました。
渚 デビューして約5か月。心境の変化はありますか?
落合 まだレースでは緊張はしますが、固さは取れたように思います。
渚 ハンデが上がって意識している点はありますか?
落合 10メートル後ろに選手がいてスタートでしっかり行かないと食われるのでスタートをかなり意識してます。
渚 落合選手といえばスタートが持ち味ですよね! オートレース選手養成所から切れていたんですか?
落合 養成所から得意としてました。
渚 スタートでは何を意識されてますか?
落合 スタートしてから立ち上がりまでの理想を頭の中で意識して、その理想になるよう心掛けています。
渚 師匠は平川博康選手。どんな師匠ですか?
落合 細かくご指導してくださいます。整備の時に自分が焦ってしまうことがあって…。そんな時はいつも分かりやすく細かく教えてくれます。厳しい時もありますが、本当に感謝しています。
渚 初勝利の時、平川選手には何か言われました?
落合 「おめでとう!」と言ってくださいました。整備チームのみなさんからも祝福の言葉をいただきました!!
渚 39期の選手は落合選手を含めて高身長の選手が多いですよね!
落合 そうですね。自分と山陽所属の国本は養成所から苦労しました。それこそ断食した時もありました。
渚 厳しい訓練の中の断食ですか…。養成所のご飯もおいしいと伺いました。相当きつかったのではないですか?
落合 それでも体重を落とさないといけなかったので…。国本と切磋琢磨して乗り切りました!
渚 オートレースとの出会いは?
落合 3歳の時です。オートレース好きな父の影響です。
渚 お父さまもオートレーサーを目指されていたのですか?
落合 そうですね。目指していたのですが、なれなかったので自分が叶えてあげたいと思っていました。
渚 川口オートで開催される「たたら祭り」でポケバイに乗られていたと拝見しました!
落合 レース場を走ったわけではなく体験に参加したくらいです。
渚 プライベートなどでバイクは乗られていたんですか?
落合 その「たたら祭り」の体験で触れたくらいでバイクは乗ったことがなかったです。兄とよく自転車でレースの練習してました(笑)
渚 森且行選手の映画のワンシーンみたいなエピソードですね! 養成所の合格通知が来た時のお父さまの反応は?
落合 「やったな!!」の一言でした。
渚 重みのある思いが詰まった一言だったんでしょうね。身近な目標は?
落合 親父からも言われるのですが、50メートル前で苦戦してるようだとまだまだ。もっと勝ちにこだわってレースしたいですね。
渚 大きな目標は?
落合 養成所からSG取ることだけを目標にしてきたので、いつかタイトルを獲得したいですね。
渚 ファンのみなさまに向けてメッセージをお願いします。
落合 一つひとつ成長して着を取れるように練習します! 応援よろしくお願いします!
【取材を終えて…】今回のインタビューで特に印象的だったのは、スタートを点ではなく立ち上がりまでの線で捉えている、というお話しでした。また、新人選手としていろいろな仕事もあるのですが、ロッカーをはつらつと駆け回る姿にオートレーサーとしての覚悟と、ひたむきに努力を続けていける力強さを感じました。どんな困難があったとしても一つ一つ着実に成長を続け、その先の目標であるSG制覇まで一本の線でつながっている。そんな期待感を抱かせてくれる選手でした。今後の落合選手の成長がとても楽しみです。