浜松オートの特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」は22日、12Rで優勝戦が行われ、黒川京介(27=川口)が5連勝のパーフェクトで前回(25年9月山陽)に続く大会連覇を決めた。GIは5回目、通算36回目の優勝。
前日、優勝戦の枠番選択で迷わず1番車を選んだ。「修行と思って」と話す裏には、昨年末スーパースター王座決定戦でのスタート空回り、2月SG全日本選抜で2着と0線の最内枠から勝てない〝ジンクス〟を払拭したい思いがあった。
この日も試練だった。2回(福岡鷹、伊藤信夫)のFによる3回のスタート。「何とかギリギリ残せた」と1角先手を奪い第一関門はクリアしたが、2周回で「フロントを滑らせ…」膨らんだところを佐藤励に交わされる。それでも落ち着いていた。「エンジンはすごく良かった。過去イチ良かったSSの時と同じくらい。1対1で励君を抜いたことはないと思う」と4周回で佐藤励を差し返し、勝利を手繰り寄せた。
今節は下周りを扱いシリンダー、ヘッドを交換と精力的に手を動かし、すべてが結果につながった。「ここ何年も替えては戻すの繰り返しだったのに。こんなにうまくいく節もあるんですね」。周囲の手助けにも触れ「エンジン状態がいいのは色んな方にアドバイスをもらってやってきたから。先輩や同期のおかげ」と仲間への感謝の言葉を並べた。
今後、見据える先はもちろん頂点しかない。「SGを取りたい。(去年も)取れる状態で取れなかったので、あとは自分。これから気温も高くなるし、熱い走りをしていきたい」。1年以上遠ざかっているタイトル奪取に向け、突き進むのみだ。