川口オートのSG「第37回全日本選抜オートレース」は22日に予選3日目を終了し、4日目の最終予選(23日、5~12R)に進出する64人が決定した。最終予選はすべてこれまでの10メートルオープンから0メートルオープンに変わる。

 11RはV候補筆頭の青山周平が1号車で登場。10オープンでは8号車が指定席だっただけに、最内枠に転ずれば、人気も1本かぶりになるだろう。動きもいいだけに絶対的な大本命として信頼度は高い。その青山の相手探しで一番有力なのは4号車の小林瑞季(33=川口)だ。

 2日連続の雨走路となった3日目は8Rに登場。動き軽快な永井大介が先行し、そこから追走する形で2着に終わったが「次に向けて収穫の多い一戦でした」と不敵な笑みを浮かべていた。

「自分も悪くはないと思っていたけど、仕上がった永井さんの後ろにつけて、開け始めの部分で自分の方が弱いなと感じました。ここで課題がはっきりしたのは逆に良かった。手前を求めてまたいろいろやってみます」

 2022年にSGで2優出と健闘。昨年は大舞台で存在感を示すことはできなかっただけに、新年初戦となる地元の大一番にかける思いは強い。