浜松オートのGI「第67回スピード王決定戦」は19日、準々決勝戦が行われた。
野本佳章(37=伊勢崎)は5R、3コーナーで先頭に立つ速攻劇で1着、準決進出一番乗りを決めた。
「エンジン、タイヤとも2日目のまま。全体的にスムーズで乗りやすい。前節、ここを走れたのは大きい。セッティングでいいところを探すことができた」。当地連続参戦の利を生かし、仕上げた。GI3連勝は初で「地元よりもいい。晴れは問題ない」とキッパリ。
準決は雨の予報もあるものの「タイヤの準備はOK。濡れていれば、いろいろ試せる」と抜かりはない。ハンデも重化し最重ハンデになったが「やっと戻れた。思い切り行くだけ」と望むところ。再度の速攻でGI初優出の切符をつかむ。