川口オートのGI「開設73周年記念グランプリレース」は7日、準々決勝戦が行われ、森且行(51=川口)は8Rに出走。スタート後、有吉辰也のカマシに屈し展開を苦しくしたが、巻き返しの追い上げで4着。かろうじて準決勝戦に滑り込んだ。

「試走からフワフワする感じで、接地感が全然なかった。浜松SGで1着を取ったタイヤだけど、低いのかな。エンジンも力がなく、グリップを開けても進まない感じだった。浜松と比べると良くない。リングを替える」

 この日、ファンからのプレゼントが届いていた。「誕生日(2月19日)だったからかな。うれしいね」。手紙にも目を通し、ファンからの思いをしっかり受け止めた。

 この期待に何としても結果で応えたい。「余裕を持ってレースしたい。エンジンをもう少し良くしたいね」。2013年、第61回大会以来の優出へ、マシンの底上げあるのみだ。