ナイター開催の伊勢崎オートGⅡ「稲妻賞」は8日、準決勝戦を行い、12Rで出走した森且行(50=川口)は追い不発の5着に終わり、優出はならなかった。

 この日は試走から挙動がおかしかった。「調整はしたけど、夜になっても症状が変わらずエンジンはいっぱいだった。だから滑った。試走で振り込んだのはそれが原因。本走も流れるから突っ込めないし、スピードにつながらなかった。タイヤも良くはなかった」と戦える状態には程遠かった。

 シリンダーを交換して、準決勝戦には進めたが、思うように仕上がらず渋い表情で「新品シリンダーのせいなのか…。もう1回、セッティングをやってみる」を絞りだした。追い込めるマシンづくりへ、打開策を見いだし最終日10Rは雪辱の1着奪取を目指す。