ナイター開催の伊勢崎オートGⅡ「稲妻賞」は6日の2日目、二次予選を行い、4Rで森且行(50=川口)は3着に入線した。

「タイヤはいい物をはいた。これまで3連対を外してない実績のあるもの。それでも、すごい滑った。この時間は試走タイムが出てもダメだね」

 この日の走路温度は47度。タイヤに負担がかかる熱走路とあって、追うには厳しい状況だった。それでも悲観の色はない。白星奪取とならなかったが、序盤は着実に攻め上げる動きを見せ、良化をアピールした。「シリンダーを替えてエンジン的に余裕がある。ポテンシャルはいいと思う」とキッパリ。向かいのロッカーの大月渉にも「シリンダーはいいと思う」と話し、手応えを感じ取っている。

「(昼の時間だと)先がない感じだった。でも部品を替えたばかりだし、なじんでくれば。もう少しセッティングはする。(準決勝戦へ)上がるには2人だけだし、いいタイヤを出していく」

 愛機良化でモチベーションもアップ。万全の態勢で準々決勝戦、勝負駆けを決めるつもりだ。