ナイター開催で6日に行われた伊勢崎オート12R優勝戦は、青山周平(39=伊勢崎)がさばいて優勝。史上11人目となる通算100回目の優勝を飾った。2011年7月30日にデビューし12年8か月8日での達成は、2004年に高橋貢がつくった同13年を抜く史上最速記録での到達となった。

 レースは木村享平のFで再発走。青山は2回目のスタートで鋭い飛び出しを見せ、1周3コーナーで3番手、2周3コーナーで2番手と素早い攻め。逃げる浅倉樹良を5周回で抜き、そのまま先頭でゴールした。

 これでレジェンド・高橋貢を超える早さで通算100回目の優勝。レース後のインタビューでは「いつも通りやれることをやろうという気持ちで走った」と数字は意識せず平常心で臨んだことを話しつつ、記録達成に「地元で100Vを決められたのは、すごく思い出に残るし、うれしい」と喜びをあらわにした。

 次走は10日から山陽オートで始まるGⅠ第5回令和グランドチャンピオンカップ。ここでも好走を披露し101回目のVを目指す。