気になる若手オートレーサーをロッカーで直撃する「渚のオートにまつわるエトセトラ~ロッカー便り~」――。今回のインタビューは飯塚オート所属39期・浦真知子選手(24)です。元航空自衛隊員という異色の経歴。オートレーサーを目指すきっかけ、デビュー後の心境、今後の目標などを聞きました。
渚 今年1月15日のデビューから9か月が経過しましたが、今の心境をお聞かせください。
浦 養成所時代に先輩から聞いていた通りでした。メンタル面や、やらなきゃいけないことの多さ、練習をたくさんしても結果が出なかったり、デビュー後の方がいろんな面できついですね。
渚 新人選手はお仕事も多いですよね。レース面で苦戦している点は?
浦 スタートして1周目が本当に遅くて…。後ろの音が聞こえると力が入ってコースが小さくなることです。
渚 課題を改善するためにどんな練習を?
浦 とりあえず突っ込む練習をしてます! あとは後半がタレるので気持ちでタレないように何周も練習に行ってます!!
渚 苦戦しながらも5月3日に初勝利。6月1日には2勝目を挙げました。振り返ってみていかがですか?
浦 とてもうれしかったです。でも、初勝利の時は師匠の占部健太さんとあっせんがかぶってない開催だったんです。2勝目では占部さんとあっせんが一緒だったので見てもらえてうれしかったです。
渚 デビュー前は航空自衛隊員だったとか?
浦 はい! 航空自衛隊員で警備職をしたり訓練をしてました。
渚 オートレーサーになった経緯は?
浦 公営競技好きな自衛隊の先輩に小柄だし向いてるんじゃないと勧められたことがキッカケです。
渚 プライベートでバイクに乗ったりしたんですか?
浦 全く未経験で養成所で初めてバイクに乗りました。最初はめっちゃ怖かったです。重いしエンジンも思うようにかからなかったです。
渚 怖さを克服した今、オートレーサーになって良かったなと思う点はありますか?
浦 自衛隊の時はどんだけ頑張ってもお給料が変わらなかった。オートレーサーは頑張って成績を残すとお給料に反映されるのでいいなと思います。
渚 占部選手はどんな師匠ですか?
浦 めっちゃ優しいんですよね。何でもしてくださるので激甘だと思います(笑い)。でも怒る時はしっかり怒ってくださいます!
渚 憧れの選手に佐藤摩弥選手を挙げています。よくお食事にいっているとか?
浦 そうなんです! 摩弥さんにかわいがっていただいて飯塚や山陽のあっせんの時はご飯に連れ行ってもらいます!! 普段は「真知子おはよ~♪」って感じなのにレースになると本当にカッコ良くて…。憧れちゃいます。
渚 地元の飯塚で4月に行われたSGオールスターでは練習に参加されていました。先輩レーサーとお話されましたか?
浦 こんなチャンスは他にないと思って、たくさん声をかけに行ってアドバイスをいただきました。伊勢崎の田村治郎選手には練習を見ていただきました。佐藤励選手と摩弥さんはエンジン講座を紙に書いて教えてくれました。その甲斐もあって、その後すぐに初勝利を取れたんです
渚 当面の目標を教えてください。
浦 年内に5勝することです!
渚 オートレーサー人生での目標は?
浦 摩弥さんとSGで走ることです!!
渚 最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。
浦 たくさん練習して一生懸命がんばりますので応援お願いします!
【取材を終えて…】元航空自衛隊員という異色の経歴を持ち、バイク未経験ながらオートレースの世界に飛び込んだ浦選手。デビューから苦戦しながらも師匠の占部選手と二人三脚で課題と向き合い別場の先輩レーサーに物怖じせず積極的に質問にいく行動力は浦選手の魅力であり、最大の武器だと感じました。先輩レーサーからのアドバイスをどんどん吸収して、いつか佐藤摩弥選手と肩を並べてSGの舞台で走る日を楽しみにしています。