飯塚オートのナイターGⅠ「開設68周年記念レース~トーマスメモリアル魂の継承Vol.10~」は14日に最後の予選が争われた。

 良走路が戻った2日目2Rを制してGⅠ初白星を挙げたのが地元期待の新人・福岡鷹(24=飯塚)。単騎ゼロHから6周を逃げ切って単勝一番人気に応えた。

 スタートもしっかり残し、2番手以下につけ入る隙も与えずの勝利ながら自己評価はからい。「試走タイムは思ったほど出ていなかったし、上がりタイムももう少し欲しい。GⅠは(ハンデ)後ろの人がめちゃくちゃ速い。練習ですごく感じています」とGⅠならではの厳しさを身に染みて感じている。

「エンジンもタイヤもいいけど、もっと早く向きが変わればさらに直線が伸ばせると思う。準決勝戦まで進んだことのあるGⅡでは0、10(H)にハンデが縮まってそこが突破できていない。今回はそれ以上の成績を残すのが目標です」

 予選クリアは果たしたが、準決勝戦に進出するためには3日目1着が条件。準々決勝戦は2日目までのレースを糧に、さらに機を仕上げて大逃げを打つ!