川口オートSG「第56回日本選手権オートレース」は2日、4日目を開催した。森且行(50=川口)は7Rで3着。最終レースまで結果を待ったが、準決勝戦進出はならなかった。

 ベスト32入りはかなわなかった。当落線上ギリギリの位置で最後まで動向を見守ったが、合計得点で1点足りず「減点分だね」と結果を受け入れた。最終予選7Rでの減点1が命取りになった形で、順位は34番目。あと一歩だった。

 7番手から怒涛の追い上げを見せたが、感触は良くなかった。「いいと思って付けたタイヤが、全然ダメ。試走からドドドがひどかった…」。絶好の1枠も生かせず「スタートが切れないね」と、肝心なところで前3走の課題が露呈した。

 4年ぶりのカムバックとなった選手権は、無念の予選敗退。それでも、順位を確認すると「まだ2日あるから」と前を向いた。「とりあえずピストンは替えます」。残り2走、エンジンにも手を入れつつ、マシンと向き合っていく。