川口オートの1日2開催「川口ダブルヘッダー」は17日、幕を開けた。
早津康介(24=川口)は昼開催の「第3回トミーズカップ」5Rで抜け出し1着。ナイトレース3Rは、スタートを決め1コーナー4番手から2周回で3番手に。3周回4コーナーで車を内に向け阿久津正夫、木村悦教の2車を抜き先頭立ち、そのまま振り切りゴール。〝連勝〟を決めた。
「エンジンは2節前にピストンを替えてからすごくいい。昼間は暖かく立ち上がりでタイヤに負担がかかる感じがあった。でも夜はエンジン、タイヤも昼のまま行っても、乗りやすいし食いつく。タイヤの低さが気にならなかった。昼なら気象条件で調整は考えるけど、夜ならセッティングはこのままでタイヤくらいでよさそう」と感触はいい。
優出は優勝を決めた昨年4月10日以来、遠ざかっている。「これから準決は好調な人が勝ち上がってくるので厳しい」というが、今のマシンのデキと初日のような冷静なさばきができればチャンスは十分あり、注目したい存在だ。