川口オートのナイターGⅡ「川口記念」は12日、3日目が行われた。

 小林瑞季(35=川口)が8R準々決勝戦Bで3着に入り、準決勝戦進出を決めた。スタート7番手から追い上げ、2着の広瀬勝光とは僅差の勝負にまで持ち込んだ。

 前日は不発の6着に「お手上げです」と悲壮感が漂っていたが、この日は一転して「掲示板に乗れたてすごくうれしい」と笑みがこぼれた。

「初日、2日目に比べ、格段にいい。追っていけるし抜いていけるし、準決に参加できる足はあります。自分1人だったら2日目の状態が続いていたと思うし、周りの方のアドバイスのおかげですね」

 鈴木清、稲川聖也、鈴木圭一郎らに相談、助言をもらいながらの整備で実戦足が上昇した。

 2月浜松のSG全日本選抜のスタート練習で落車し、左ヒザの前十字靭帯断裂、骨挫傷の大ケガ。復帰戦の今節でセミファイナルまで進出してみせた。「周りの方がいなかったら乗れていない。いいレースをして恩返ししたい」と、支えてくれた仲間へ改めて感謝した。

 この大会は「1級車に乗って、初めてグレード戦で優出できた」と思い入れは深く、2015年4着、18年7着と2回の優出実績もある。復帰戦のハンディはあるが、今回も…。そんな期待が膨らんできた。