山陽オートの開場61周年記念GI「第7回令和グランドチャンピオンカップ」は12日、12Rで優勝戦が行われ、長田稚也(25=飯塚)が大会初制覇。GIは4回目、通算20回目の優勝を飾った。
「エンジンは朝から良くて落ち着いて過ごせた」と完調で臨んだ優勝戦。1周回で松尾彩、鈴木宏和に続く3番手と好展開をつくる。道中は仕掛けるタイミングを冷静に探った。「一瞬(鈴木)圭一郎さんのフロントが見えたし、あからさまに行くとやられると思った。後半は前の2人が離れたら出ようとか、いろいろ考えていた」。6周3コーナーで鈴木宏が滑ったところを捕らえ2番手に上がり「(松尾は)伸びるので簡単にいかないと思った。でもタイヤも良くかかってくれた」と最終周1コーナーで差して決着をつけた。
これで今年は1月・伊勢崎シルクカップ、2月山陽・スピード王決定戦続く3回目のGI制覇。「デキ過ぎで怖い」というが、冷静な走りと的確な整備力があるからこその結果。今、一番強い選手だ。
14日開幕の飯塚ミッドナイトを挟み、24日開幕の飯塚SGオールスターに臨む。「7枠からGIを取れるのは簡単なことじゃないのでうれしい。最高の流れでオールスターに行ける」。この勢いのまま地元で夢の初戴冠奪取を目指す。