浜松オートのGⅡ「第3回浜松記念曳馬野賞」は28日、準決勝戦が行われた。森且行(51=川口)は9R、冷静に臨んだ。
スタート巧者が揃ったこともあり、飛び出しは難しいと読み、外を周る選択をしていた。その通りに、序盤はまくり攻勢。これが決まり2周回で2番手に浮上する。だが、逃げる赤堀翼を捕まえることができず、2着。それでも3節連続となるファイナル進出となった。
「中に入ると押さえられてしまうし、序盤はまだタイヤが持つと思ってまくりにいった。2番手に上がるまではタイヤがかかってくれたけど、その後はかからず滑った」と悔しそう。
エンジンの仕上がりもいまひとつで「先がない。回転が上がり切っている。今の手前がある状態を崩さず、先が出てくれれば最高」とパーツ交換や整備も視野にいれる。好メンバーが揃う一戦、万全を期して復帰後初Vを狙う。
エトキ=森且行が強豪相手に復帰後初Vを目指す